投稿日: 2026-01-28

冬の寒さが身に染みるこの季節、広島でのひとコマを思い返すことがある。あれはまさにこんな冷たい1月の日だった。僕は仕事の帰りにふらっと立ち寄った広島市内のカフェ「ひだまり(仮名)」で、彼女と出会った。

その日、カフェでは「新年和菓子フェア」といったイベントが開かれていた。季節限定のほうじ茶大福を手に取り、暖まろうとしていたとき、隣の席から明るい声が聞こえてきた。少し落ち着いた服装に身を包んで微笑んでいたのは、智子(仮名)さん。40代半ばの彼女は、出版社で編集をしているとのことだった。初対面ながら、その声には妙に引き込まれるものがあった。

「この大福、美味しいですよね?」と話しかけられ、自然と会話が弾んだ。彼女は相手の話を聞くのが上手で、僕のつまらない冗談にも上手く相槌を打ってくれる。普段はつい無口になりがちな僕が、彼女の前では時間を忘れて話せる自分に驚いた。

話が進む中で、彼女が今取り組んでいる仕事の話になった。地元の伝統工芸を紹介する特集記事を作っているそうで、熱心に語る姿は何ともいえない魅力だった。「語る姿勢がまっすぐな人だな」と思いながら、いつしか僕も彼女にもっと知って欲しい、そんな気持ちが芽生え始めた。

印象的だったのは、彼女が言った言葉だ。「広島って、ほどよく都会で、ほどよく田舎だから、心が落ち着くのよね」と。その通りだと思った瞬間、この広島の街で何かが始まるかもしれない、そんな予感が心の中で膨らんだ。

その日、カフェを後にして、自然と「また会いたいですね」と彼女から話が出た。まるでお互いを知る糸が繋がったような気がした。

お互いの連絡先を交換し、次は彼女が推薦する穴場の神社を案内してくれることに。何となくふんわりと感じる温かな気持ちが、その日一日を包み込み、気づけば寒さも忘れてしまうほどだった。

こうして、成人する際の新たな一歩をいうか、まさか40代にしてこんな新しい出会いが訪れるとは思わなかった。縁というのはどこで繋がるものか分からないものだな、と改めて思う。

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