投稿日: 2026-03-02

3月と言えば、滋賀県のあたりではまだ肌寒い日も続いているけれど、時折感じる春の訪れに心が軽やかになる。僕は、40代ともなると季節の移り変わりが感慨深く感じられるようになった。そんな中での出会いは、どこか特別に思えるものだ。昨年、3月の初めはちょうどそんな出会いがあった。

土曜日の午後、僕は滋賀県大津市で開催されていた、地元の特産品を集めた春のマルシェイベントに出かけた。イベントには遊び心あふれるブースが並び、多くの人で賑わっていた。地元の農家さんたちが持ち寄った野菜や、クラフトビール、そして手作り雑貨など、見るだけでも楽しい。

そこで偶然立ち寄ったのが、ハンドメイドのジュエリースタンドだった。そこにいたのが彼女――あかねさん(仮名)だ。彼女は40歳手前くらいで、普段はアクセサリー作家として活動しているらしい。柔らかい雰囲気の中にも自信を感じさせる口調で、「どうですか、この石、格好いいでしょう?」と声をかけられた時、ただの客からちょっとした会話を交わす友達に変わっていくのを感じた。

僕は、どことなく人見知りな性格なのに、彼女との会話は驚くほど自然に続いていった。若干の人混みにもかかわらず、彼女のブースの周りだけはぽっかりと時間が止まったようだった。その日はもう一つ特筆すべき出来事があった。ふと目に止まった琵琶湖での夜景クルーズの招待の話をしていた時、「良かったら一緒に行かない?」と彼女の方から誘ってくれたのだ。

クルーズの夜は、湖面に揺れる影に心癒されながら、二人で語り合う時間を楽しんだ。風は冷たかったけれど、彼女がくれたストールのおかげで肌寒さも気にならず、むしろその優しさに心が温まった。湖上の静けさの中で、話題はどんどん深くなっていく。親のこと、仕事のこと、最近の興味について、自然とお互いが無理なく素を出せた気がする。

そんなわけで、夜がふける頃には、もう二人の間に沈黙があっても違和感のない関係になっていた。特に何があったわけでもないが、ふとした瞬間に心が通じ合うのを実感できた。この年になって、こういう出会いもいいものだと思った。

毎日の仕事や、日常の忙しさに紛れて、こういうふと横道にそれた出会いが人生を豊かにしてくれるのかもしれない。だからこそ、何事にもオープンな心を持ち続けることが大事だなと感じる。

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